ポイントの1つ目が、成長産業の受け皿をつくる政策だ。台湾半導体業界の先駆的存在が、1973年設立で台湾最大級の公的研究機関である工業技術研究院（ITRI）だ。TSMC誕生の土台となった組織でもある。ITRIの余孝先・執行副総は設立当時の状況について「71年の国際連合からの脱退により国際社会で孤立し、台湾は生き残りに向けて経済力の向上が急務だった」と話す。

世界の先端半導体の供給を独占する台湾積体電路製造（TSMC）。米エヌビディアのチップも一手に担い、人工知能（AI）開発でもカギを握る。TSMCがいかにして世界最強の企業になったのか。背景に4つのポイントがある。

【台北=龍元秀明】半導体世界大手の台湾積体電路製造（TSMC）が10日発表した2025年2月の売上高（速報値）は前年同月比43.1%増の2600億台湾ドル（約1兆1600億円）だった。生成AI（人工知能）を動かすサーバー向けなどに先端半導体の販売好調 ...

「阿蘇地域の地下水涵養［かんよう］のために、草原の保全活動を支援する取り組みを構築する」。2月19日に開会した熊本県議会の冒頭で、木村敬知事は言い切った。 県は自治体や企業、住民に寄付を呼びかけて基金を創設し、草原の維持活動に充てる方...

何かと問題の多いトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の直接対談が怒鳴り合いのケンカになったことで、世界中のマスコミが大騒ぎしている。筆者はこの様子をテレビで観ていたが、トランプ氏はまったく見当外れのことを言っているに過ぎないと考えていた。何 ...

半導体受託製造で世界最大手である台湾のTSMC（台湾積体電路製造）が、熊本・菊陽町に新設した工場で昨年末に量産を開始した。TSMCの協力企業で、半導体製造の後工程である封止・検査で世界最大手のASE（日月光投資控股）も、北九州市内に工場を建設すること ...

台湾メディアのCTWANTは19日、韓国ハイテク大手のサムスン電子について、「半導体受託製造では台湾積体電路製造（TSMC）との競争で不利な立場にある」とし、サムスングループ経営トップの李在鎔（イ・ジェヨン）氏がこのほど、役員向けのセミナーで「サムス ...

台湾TSMCが次世代半導体パッケージの開発を進める中で、ある技術的な課題に直面している。材料の熱膨張・収縮によって生じる基板の“反り”だ。実装基板の大型化に伴って、反りの影響が無視できなくなってきた。解決には基板やシール材など素材の改良が鍵を握る。日 ...

Taiwan semiconductor company TSMC plans to make a fresh $100 billion investment in the United States that involves building ...

TSMCは1,000億ドルの追加投資により、先進パッケージング工場を2カ所と、研究開発拠点を建設する予定だが、研究開発拠点の設立について、台湾内では先端技術が米国に流出することを懸念する声も出ている。これについて、魏董事長は「TSMCの生産ラインの特徴は、生産を開始してからも改善、製品の改良を重ねることにある。一方で、2ナノから1.6、1.4、1.2ナノといった技術的な革新を伴う研究開発は、現在1 ...

【読売新聞】　台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）熊本工場の本格稼働に伴い、半導体関連の企業や研究機関などが集まる「サイエンスパーク」への注目が高まっている。台湾では「科学園区」と呼ばれ、ＴＳＭＣを支える重要な役割を担っているとされており、 ...

【読売新聞】　国土交通省が１８日発表した２０２５年の公示地価で、九州・沖縄の全用途の平均は３・４％上昇し、９年連続のプラスとなった。 半導体の受託製造で世界最大手の台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）が進出した熊本県菊陽町周辺では、今回も幅 ...