与党が提出した2025年度予算案の再修正案は、31日午前の参院予算委員会で可決された。与党や日本維新の会などが賛成。午後の参院本会議で可決後、衆院に回付され、本会議での同意を得て年度内に成立する。参院で修正された予算案が成立するのは現憲法下で初めて。
【北京時事】中国国家統計局が31日発表した3月の製造業購買担当者景況指数(PMI)は50.5と、前月から0.3ポイント上昇した。景気の拡大・縮小を判断する節目の50を超えるのは2カ月連続。政府が景気対策を強化しており、景況感も上向いた。
政府は31日、南海トラフ巨大地震の新たな被害想定を公表した。専門家らが集まった作業部会でまとまったもので、東日本大震災と同じマグニチュード9クラスの地震が発生すると、津波や建物倒壊により最悪のケースで約29万8000人が死亡。経済的な被害・影響額は292兆2000億円に上る。国難とも言える災害だけに、官民による減災対策の強化が急務となる。
南海トラフ巨大地震 静岡県沖の駿河湾から宮崎県沖の日向灘までの約700キロにわたり続く海底のくぼ地(トラフ)沿いで発生が予測される巨大地震。100~150年の間隔で起きており、前回は1944、46年に東側と西側で時間差で発生した。